2009年、消費者金融大手のアイフルは、「事業再生ADR」(裁判外紛争解決手続)の申請をし、すべての取引金融機関の承認を得て、ADRが成立しました。
このページでは、アイフルに対する過払い金返還請求の行方がどうなるか、特に質問が多かったポイントに沿ってまとめています。
消費者金融の最新情報 - 消費者金融 アイフルの過払い金返還請求の行方は?
最終更新:2011年12月14日
「消費者金融 アイフルの過払い金返還請求の行方は?」

- 事業再生ADRとは何ですか?
「事業再生ADR(裁判外紛争解決手続)」とは、企業が経営危機に陥った際に、中立な第三者機関であるADR事業者の手によって、債権者・債務者間の話し合いをもとに問題解決を図る手続きのことを言います。
武富士の会社更生手続き、丸和商事の民事再生手続きが、裁判所が介入して行うものであるのに対して、アイフルの事業再生ADRは、あくまで債権者間の合意をもとに、会社再建の手続きが進められます。
- アイフルに過払い金返還請求はできますか?
可能です。ただし、過払い金の回収は難しい状況になりつつあります。2011年6月以降、アイフルは、過払い金返還請求を行っている利用者の代理人等の元へ文書を送り、「会社が立ち行かなくなると、過払い金も払えなくなる」と、過払い金の返還額の60%カットを要求するなど、強気の姿勢に出ているのが現状です。
- 過払い金をなるべく多く取り戻したいのですが、どれくらい時間がかかりますか?
この場合は裁判で判決を取ることが必要になりますが、アイフルは、5割以上の返還を望むのなら、過払い金の回収には1年以上の時間を要する場合があると上記の文書の中で述べています。
- 他の消費者金融業者の過払い金返還も急いだ方がいい?
実は、消費者金融の貸金残高は、2006年のピークに比べ、2010年3月末現在で半分以下にまで縮小しています。大手の武富士につづき、丸和商事、SFコーポレーション(旧三和ファイナンス)と中堅クラスの消費者金融も経営破たんしました。
アイフルのように、過払い金返還請求したとしても、「何割減額してください」と減額交渉をしてくる業者も増えています。ご自分に「過払い金があるのでは?」と思っている方は、ぜひ早めに弁護士に相談してください。
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