オリコに対する過払い金返還請求

オリコの最近の動向

2007年8月
東証二部に指定替え

2011年3月
東証一部に復帰

オリコの過払い請求について

オリコについて

オリコのサイト

株式会社オリエントコーポレーション(以下「オリコ」といいます。)は株式会社みずほ銀行が40.12%、伊藤忠商事株式会社が20.65%の株式を保有する東証一部上場企業です(2014年3月末日時点)。
2007年には、過払い返還請求による経営悪化から東証一部から二部に指定替えをしましたが、みずほ銀行の支援もあり、経営状況も改善し、2011年には東証一部に復帰しました。
2014年3月期の決算をみると、同社が支払った過払い金返還額は167億円(前年比▲55億円)と毎年着実に減少しており、当期純利益も226億円(前年比+196億円)と過払い金返還による経営圧迫からも脱却しつつあると考えられます。

オリコの過払い金について

過払い金返還請求の対応

業者には、「過払い金を減額してくれれば早く返す」という減額重視派と「満額払ってもいいから支払いを出来るだけ遅くしたい」という支払い先送り重視派との2つに分かれますが、オリコは間違いなく後者です。そのため、他の業者と比べても、和解してからの返還時期が遅いのが特徴です。
また、1993年以前の取引がある場合、それ以前の取引履歴が保存されていないため、請求するに際して推定計算が必要になります。この場合、推定計算の手間があるため、他の業者に比べて和解提案自体が通常より遅くなります。

訴訟の対応

オリコに対して裁判した場合、提訴してから3ヶ月前後で利息を付加した金額で和解提案をしてくることが多いですが、その代わり、他の業者に比べて和解金の支払い時期はそこから9ヶ月後ぐらいと遅くなります。
また、取引の途中に長期のブランク期間がある場合や、取引途中に和解している場合等、争点があるケースについては、相手方に代理人として弁護士が付き、提案の時期がさらに遅くなるケースがあります。

オリコの過払いの注意点

1. クレジットカード毎の請求は出来ません。

原則として、オリコのすべてのカード(提携カードを含む)について手続きすることになります。(自動車ローン等、約定通りの返済を続けていれば、一部の債務を除いて手続きすることが可能な場合もあります)そのため、オリコ全体で借入れが残っている場合、信用情報上、事故情報がつく可能性があります。

また、ショッピング利用をしている場合も注意が必要です。特に注意が必要なのは、「ETC利用料」「携帯電話代」「インターネットサービスの利用料」等、毎月引き落とし(立替払い)が発生するものをカードで支払っているときです。過払い請求に先立って早めに他の方法に切り替えておく必要があります。

2. オリコが銀行保証になっている場合

例えば、みずほ銀行とカードローン契約をしている場合、ほとんどオリコが保証会社となっています。オリコは、こうした銀行保証業務に注力しており、みずほ銀行含め83の銀行、344の信用金庫・信用組合の保証業務をしています(2013年3月末時点)。

保証会社について

銀行はお金を貸すことはしても焦げついた債権を回収するようなことは自分ではしません。別の会社を保証人に立て、借りた人がお金を払わなければ、その別の会社(保証会社)が代わりに払うことになります。借りた人は保証会社に保証してもらうことの代償として一定のお金(保証料)を支払うことになっています。

オリコの銀行保証がある場合にオリコに過払い請求をすると、「あなたの銀行の借金を保証している。銀行には自分たちが保証人として支払いをし、今度はうちが銀行の貸金をあなたに一括請求する」と相殺を主張してくることがあります。
しかし、過払い金の請求は当然の権利行使であり、当事務所は、これを理由に相殺主張は認められないと反論していますが、今後に当該銀行との取引にいかなる影響を生じるかは未知数です。このため、オリコに対する過払い金請求を希望される方には、特に、銀行保証がないか詳しくおうかがいしております。

貸金業者の動向 関連ページ

債務整理について、お気軽にご相談ください。

お電話からの無料相談

WEBからの無料相談 0120-316-279