【ニュース】メガバンクによる傘下のノンバンクのてこ入れが本格化

2011年02月28日

クレジットカード最大手の三菱UFJニコスは24日、親会社の三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と農林中央金庫から約1000億円の支援を受けると正式発表しました。4月1日付で社長に就任する三菱UFJニコスの和田哲哉副社長(56)は予定していた同業大手のJCBとのシステム共同開発を凍結し、財務体質改善を優先する方針。海外に比べて日本のクレジットカード市場は成長余地が大きく、今後の利用拡大が期待されています。

過払い利息の返還をめぐってMUFGはアコム、三井住友FGはプロミスという消費者金融会社も傘下に抱えており、今後の焦点はこれらへの支援に移るとのこと。MUFGや三井住友FGは過払い利息の経営への影響度合いを注視しながら、消費者金融のテコ入れも検討する構えです。

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※参照ニュース
2011年2月25日 産経Biz
「メガ銀、ノンバンク再建に本腰 三菱UFJニコスへの支援発表」