【ニュース】消費者金融「クラヴィス」破産

2012年07月06日

消費者金融のクラヴィス(大阪市都島区)が5日、大阪地裁に自己破産を申請し、同日付で破産手続きの開始決定がなされた。借り手が払いすぎた利息(過払い金)の返還請求が相次ぎ、対応できなくなった。

破産管財人の小松陽一郎弁護士によると、負債総額は約3268億円。債権者は全国で約46万人で「関西における消費者金融の破綻では最大規模」という。負債総額は東京商工リサーチによると、半導体大手エルピーダメモリの約4200億円に次いで今年に入って2番目の規模となる。

同社は昭和50年に「リッチ」の社名で創業し、平成16年3月期には年商378億円を計上した。しかし、平成18年ごろから過払い金による負担が急増し、19年に貸金業をやめた。

※引用
2012年7月6日 サンケイビズ
「消費者金融のクラヴィス破産 負債総額3268億円、今年2番目の規模」
株式会社クラヴィス ホームページ
「http://www.clavis-kanzai.jp/index.html」