「あなたに合う債務整理は?」編 | ラジオ放送

2014年3月4日に文化放送「くにまるジャパン」に出演した際に話した内容を掲載しています。
テーマは「あなたに合う債務整理は?」です。

パーソナリティ
借金を何とかしたい…とお悩みの方、多いと思います。CMなどで「債務整理」という言葉をよく耳にしますが、実際問題、これ、どういう意味なのか、なかなか具体的に答えられる人、少ないですよね。
弁護士
おおまかに言うと、債務整理は、債務、つまり借金を整理する手続のことです。この「債務整理」中に、主に「任意整理」「個人再生」「自己破産」という3種類の手続があります。 弁護士が債務整理のご相談を受けたら、まずは3つの手続に共通で、利息制限法の利率に基づく再計算をします。次に「任意整理」が当てはまるか検討し、任意整理できないときには、他の2つの手続を検討します。
パーソナリティ
3つの手続から、その人に合うものを探すんですね。
弁護士
たとえば、病気にかかって、お医者さんに診てもらうときをイメージしていただけると分かりやすいかと思います。症状が軽い人を、診察もせずにいきなり手術はしませんよね。
パーソナリティ
まずは診察ということで、はじめに利息の再計算するんですね。
弁護士
はい。消費者金融などの金利は利息制限法と貸金業法で決まっていますが、この2つの法律は、金利に10%くらいの差がありました。これは「グレーゾーン金利」と呼ばれています。
平成18年に最高裁で、ほとんどの業者がやっている方法だとグレーゾーン金利を取るのは違法だ、という判決が出たため、債務整理では、利息制限法の金利に引き直して、払い過ぎていたお金をその時点の元金にどんどん充当して再計算していきます。
この再計算した後の借金の額と、毎月いくらなら返せるかという返済能力とを比べて、どの手続が合うか検討していきます。
パーソナリティ
はじめに検討する「任意整理」は、どんな手続なんですか?
弁護士
「任意整理」というのは、裁判を使わない手続です。弁護士が、依頼の対象となった貸金業者と、利息のカットや借金の減額を含めて、今後の返済計画について交渉します。依頼者の方は、そこで合意された返済計画に沿って、完済を目指して、毎月返済していくことになります。
パーソナリティ
返済計画を作り直して、完済を目指すわけですね。
弁護士
はい。ご依頼いただく方の返済能力に、月々の返済額がおさまるかどうかがポイントです。 たとえば、「月々7万円のところを月々3万円まで減額できたら、借金を3年で完済できる」というように完済の見通しが立つのであれば、任意整理がその人に合う手続だと言えます。
パーソナリティ
任意整理では、完済の見通しが立たない場合は?
弁護士
個人再生と自己破産という、裁判所を通す法的手続を検討します。個人再生では、いろいろな返済方法があるのですが、一番多いのが、住宅ローン以外の借金を5分の1まで減らして、3年を目途に返済していくケースです。
住宅ローンを抱えている人が、住宅ローン以外の負担を軽くするために使う手続としては有効ですが、それ以外の場合、実際に個人再生をつかう場面は、自己破産に比べると少ないです。
パーソナリティ
もう1つの自己破産は?
弁護士
自己破産は「破産」と「免責」、2つの手続に分かれます。「破産」は、不動産や高額な預貯金などがあればお金に換えて、借りている相手それぞれに、債権額に比例した分を返すことになります。
次が「免責」、これは「責任を免除してもらう」という意味。もうお金を返さなくていいですよと裁判所にいわばお墨付きをもらいます。
パーソナリティ
ひとくちに債務整理と言っても、3つの手続があって、それぞれのケースに応じて、手続を検討していくんですね。

債務整理について、お気軽にご相談ください。

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